私が大学を卒業しタナカに入社した2004年。
当時、某デンマーク製の枕を模倣した安価な低反発枕が大量に出回っていました。また、大手家具チェーン店の勃興によりふとん、枕、カバーシーツ等が圧倒的な品ぞろえと安さで大量に市場を席巻した結果、寝具業界の価格破壊が起きた超デフレ期でした。 当社は寝具の大型専門店として当時すでに30店舗ほど展開しており、ふとんでは婚礼寝具に代表される高価格帯の寝具も取り揃えていましたが、こと枕に関してはふとんの添え物程度の扱いでした。
しかし、現場を回ってみると、当社の歴史とブランドを信頼し、多くのお客様が安眠出来る枕をお探しに来店されていることに気づきました。現場の店長からも「婚礼ふとんのようにお客様が使って感動を与える本物のまくらを売りたい」「お客様の肩こりや不眠を解消するのに現状の商品力では限界がある」と指摘され、商品開発の前にまずは安眠できる枕の定義は何か?を知るために文献を大量に漁りました。
そんなある日、文献で「人間は、生きているうちに首に負担をかける割合の3分の1が枕で寝ているときである」ということが書かれているのを見ました。
また、「頸椎症やむち打ち等、頸部への治療に対して、リハビリではなく、普段から行う頸部に対する環境調整、特に、寝ている時の頸部への負荷(ストレス)を減らすことが大きな効果となる」ことを文献から知識を得た私は、その実現に向けて何度も何度もスタッフをモニター代わりに試作品を作りました。
のべ100種類近くは作ったと思います。 そして試作に試作を重ね、実用新案を取り2007年に発売開始したのが「じぶんまくら」です。

コンセプトは「究極なまでの自然な寝返り」。
枕をしているんだけど、まるでしていないような違和感ゼロの寝心地を目指した、完全オーダーメイドまくらで。オーダーメイドを作るために専用の測定器も開発しました。
人間工学的に「人は立っている時の姿勢が一番リラックスした状態」と知り、頸椎、背筋の生理的湾曲である2つのS字カーブを体型測定することで、仰向き寝、寝返りを打ちやすい横向き寝、と自然な寝返りを実現しました。そして当社の厳しい研修を受けた「じぶんまくらマイスター」が一つ一つ手作りで、世界に一つだけの枕をじぶん好みの固さで作れる、これがじぶん専用のオーダー枕「じぶんまくら」です。
また、製品寿命を迎えるまで「メンテナンス(高さ調整、中材代)を無料」業界初の試みをしたのは、枕は買った時が最高の状態で、その後は経年劣化していく定めの商品だからです。
せっかく最高のオーダー枕を購入してもらったのですから、その最高の状態で常に安眠してもらいたい、当社の理念を商品のサービスに込めました。
アフターメンテナンスという商品購入後の安心感は高額商品にはともて重要です。
通販ではできない専門店ならではのサービスと自負しております。
今ではじぶんまくらのギフト券も発売しております。大切な方への贈り物に大変人気を得ております。  
肩こりや腰痛、不眠で悩む多くのお客様にご愛用頂けると思っております。是非一度じぶんまくらを体験してみて下さい。